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コラム COLUMN

採用サイト成功のカギ!
重要ページの作り方
Column

最近では、多くの企業が自社専用の採用サイトを立ち上げています。採用サイトは、求職者が応募を判断するうえで最も信頼される情報源の一つです。とはいえ、募集要項や条件を並べるだけでは十分ではありません。ここでは、特に注力すべきページやコンテンツについて解説します。

採用サイトで伝えたい4つのポイント

採用サイトでは「なぜその事業を始めたのか」「どんなビジョンを描いているのか」「どのような人材を求めているのか」「共感してくれた人に還元できる価値は何か」の4つを明確に伝えることが重要です。理念やビジョンを整理したページを設けることで、同じ方向性を共有できる人材からの共感を得やすくなります。そのうえで福利厚生や制度をわかりやすく示すことで、安心して長く働ける環境であることを伝えられます。

1事業を始めた理由を伝える

「なぜこの会社を立ち上げたのか」というコンテンツは、求職者に強い印象を与えます。事業を始めるまでのストーリーを伝えることで、応募者の会社に対する理解が深まります。例えば、「地域の課題を解決するために創業した」「ITを通じて社会の生産性を高めたい」といった背景や動機を発信することで同じ志を持つ求職者に響きやすくなり、採用活動においても効果を発揮します。

2目指す未来を共有する

企業が描くビジョンや成長戦略を明示しましょう。「顧客に寄り添うサービスを長期的に展開したい」「国内外に拠点を広げたい」など、方向性を示すことで、同じ未来を一緒に築きたいと考える応募者を惹きつけられます。

3求める人物像を具体的に

自社に合う人材を採用するには、人物像を具体的に言語化することが必要です。「チームでの協働を重視できる人」「顧客とのコミュニケーションを大切にする人」といった表現を加えることで、応募者が自己判断しやすくなります。

4共感してくれる応募者へのメリットを示す

求職者の関心を高めるには、自社で得られる価値を明確に伝えることも欠かせません。

・年間休日や柔軟な勤務制度

・スキルアップを支援する研修・資格取得制度

・ワークライフバランスを支える福利厚生

これらを具体的に提示すれば、職場の魅力を効果的に伝えられます。

応募者の心に響く、ミスマッチを防ぐ採用サイトへ

採用サイトに重要なページを設け、企業の方針や理念、求める人物像、福利厚生などを記載することで、他社との差別化を図り、求職者の共感を得ることができます。加えて、求職者が必要とする情報を十分に記した採用サイトであれば、サイトからの直接応募が増え、求人媒体への掲載費用や人材紹介手数料などのコストが大きく削減できることもあります。
また、企業としての考えやビジョンが明記されている採用サイトを制作することで、求職者が自分に合う職場かどうかを判断しやすくなり、結果としてミスマッチを未然に防ぐことができます

もしミスマッチが発生した場合、せっかく採用した社員が短期間で退職してしまう可能性があります。しかし、企業の価値観や働き方に共感した求職者が応募することで、定着率が向上し、長期的に働いてもらえる確率が高まるのです。企業側にとっても理念に合った人材を採用できるため、チームワークを築きやすくなり、特に社員同士の協力が求められる現場では、価値観の共有が職場の雰囲気や働きやすさに大きく影響します。

まとめ

人材採用には、求人媒体や紹介会社の利用や、自社の社員に知人や友人を紹介してもらうリファラル採用など、様々な方法がありますが、いずれにしても応募者がより信頼できる情報源とするのは自社の採用サイトです。その中で求職者へ企業としての理念や考え方が伝わる情報を発信することは非常に重要です。採用サイトでは今回ご紹介した4つの要素「起業の動機」「理念やビジョン」「求める人物像」「還元できる価値」を明確に打ち出すことで応募者の共感を得られ、求める人材から高い関心を集められます。そして結果的に採用コストの削減にもつながります。すでに採用サイトを運用している企業様もより自社の魅力を伝えられるサイトになるよう、改めて掲載内容の見直しを行ってみてはいかがでしょうか。